100歳まで元気に生きるっチャ

自称若者のバァバが斜めから見たこの世の中。捨てたもんじゃおませんよ。

家庭に流れるゆったり時間を楽しもう

目次

 

 

家族で川柳を披露しあう

新聞でこんな内容の記事を読み、心が和みました。

 

今の「コロナ騒ぎ」で外出がままならない一家が、
卓を囲んでやったのが、川柳づくり。

 

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日ごろ感じている事象を面白おかしく五七五にまとめて
披露しあうというもの。

 

紙面によれば、

~おばあちゃん いつもテレビと 会話する

~成績表 決死の覚悟で 親に見せ
~勉強中 時計の針が 動かない

などがあって、思わずクスリとしてしまいます。

 

今だからこそ、こんなことができる時間の余裕があるのだと思えます。

この家族はきっと、家族の良さを再認識したに違いありません。

 

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いいとこ探しを楽しんだ少女ポリアンナ

 

モノには色んな面があります。

同じ一つのものでも、見る角度、接するとき、その時の心情などによって
違った局面があるとは、よく言われることです。

 

楽しい時には良い面が見え、反対に心が沈んでいるときには
悲観的でマイナスな考えが頭をよぎってしまいます。

 

これはある意味、仕方がないことかも知れません。

 

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エレナ・ホグマン・ポーター著「少女ポリアンナ」
逆境にあってもいいところを探すという行為を貫きました。

 

このことで、読者に勇気を与え、心がポッと暖かくなるように
導いてくれます。

 

 

「少女ポリアンナ」ってなぁに?

原作はエレナ・ホグマン・ポーター。
日本へは村岡花子の訳本で紹介されました。

時代は1920年〜1921年のアメリカ。
西部、架空の街ベルディングスビル、ボストンを舞台にした
家族愛の物語が描かれる。

父の突然の死により、ベルディングスビルに住む叔母のパレーに
引き取られた主人公のポリアンナが、
徐々に周囲の人間たちを感化していくエピソードから、
自動車事故により足が動かなくなったポリアンナが、危険な手術に耐え、
再び自分の足で立ち上がれるようになるまでの話を描いている。

 Wikiより


ポリアンナはパレーおばさんに預けられましたが、

おばさんはポリアンナに厳しく接します。

亡くなったポリアンナのおとうさんとの確執を忘れないでいるのです。

 

でも、ポリアンナは、いつも父に教えられた「よかった探し」
するようにしていったのです。


これは、相手のいいところを見つけることです。

 

たとえば、おばさん宅にはいくつもの部屋があるのに
ポリアンナに汚い屋根裏の部屋を与えたとき、
悲しむよりもこう考えることにしたのです。

 

 

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まず、何事に関しても「わたし、とってもよかったって思うわ!」
と言うのです。


理由はどうでもよくて、まずはそう口に出す。

 

そして次にどうして良かったと思うのかを考え、言葉にし、
自分に説明するのです。

 

さらに、「私、〇〇って大好きなの」が口癖でした。

 

こうして街の誰彼なくこの精神で接し、暗く沈みがちだった
人々の心を溶かしていったのです。

こういったストーリーです。

 

 

 

「少女ポリアンナ」に家族和合のヒントが

ネット社会を生きる私たちの生活は
早い、手軽、便利、といったキーワードで占められ勝ちです。

なので、あるいは家族が十分な時間を持って接することが
難しくなっているのかも知れません。

でも、今なら少し立ち止まることができます。

周りを見回す余裕を、みすみす失ってしまうのは惜しいと、
思わずにはいられません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。