パワーナップ 短時間の昼寝で認知能力が上昇するとしたら?
目次
昼寝の研究が進む
昼寝を当たり前にしている国があります。
「シエスタ」と呼ばれるものですが、
スペイン・イタリア・南フランスなどでは常識だそうです。
最近は昼寝の効用が研究され、社員などをを積極的に昼寝させる
企業もあるようです。
昼寝をすることによってパワーアップさせることが狙いなのです。
要するに「パワーナップ」なんですね。
このパワーナップには、いい点がたくさんあります。
「30分未満の昼寝」をする人は「昼寝の習慣がない」人に比べて、
認知症発症率が約7分の1だったという発表もあります。
仮眠の研究は近年、急速に進んでいる。代表的なのはNASA(アメリカ航空宇宙局)が、宇宙飛行士の睡眠について行った実験だ。この実験によると、昼に26分間の仮眠をとった結果、認知能力が34%上昇し、注意力も54%上がったという。
仮眠は認知能力や注意力だけでなく、創造力をも高める。
昼間の眠気は、脳の疲れの表れ。
脳機能が低下しているために、斬新なアイデアや自由な発想が生まれにくくなる。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズも、
「仮眠ができないような会社には来たくない」という言葉を残したとか。
でも、日本では昼寝をする人を怠けもののように見る風潮が
まだまだ強いと思われます。
昼寝(パワーナップ)とは
12時から15時くらいの間にとる15分~30分ほどの睡眠のことです。
コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースの研究により広まりました。
パワーナップの効果
以下のようにさまざまな効果を期待できます。
・集中力の向上
・ストレス軽減
・記憶力向上
・作業効率アップ
・心臓疾患や認知症の予防
ギリシャの成人を対象としたこの調査では、
週に3回以上、30分間の昼寝をすると、心臓病によって病死するリスクが
37%も低下するとか。
昼寝をすれば日中の疲労回復ができ、
午後の生産性や集中力、学習能力などが上がると言われています。
昼寝は夜の睡眠より3倍の効果があるので、
昼寝を10分すれば、
夜の睡眠で30分眠るのと同じ効果があるとさえ言われています。
昼寝をすれば脳の疲れがとれるので、記憶力がアップすることも
実証されています。
昼寝の効果的な取り方は?
場所
選びません。 自分のデスク・車・電車など。
20分間ほど眠れる場所を確保すればいいです。
姿勢
寝やすい体勢で寝ましょう。
あえて座った姿勢で眠る(横にならない方がよい)
環境
うるさすぎず、逆に静かすぎない環境がよい。
「ホワイトノイズ」といって、雨や波、風の音のような心地よい雑音が望ましい。
なるべく明るくならないようにしましょう。
暗くすることが難しい場合、アイマスクを利用することがおすすめです。
利用時間
昼食後から14時くらいが望ましく、15時以降は眠らない。
昼寝の時間は30分を超さないこと。
“昼間の短時間”だからこそ、効果が期待できるのです。
その他
時間が取れるなら毎日昼寝をしてもよい。
昼寝の前にカフェインを摂取すると覚醒が促される。
眠らなくても目をつぶって視覚情報を遮るだけでも休息効果がある。
昼寝のは頭がすっきりするし
— 山口 泰裕@プロダーツ選手(PERFECT所属) (@Dartyasuhiro) 2020年4月16日
午後眠くなるのも防げるのでお勧めしますw
直前にカフェインを取って
20分以上寝ないことを
僕は意識してました
寝っ転がってしまうと
自分は20分以上寝てしまうのでw
寝るならイスで
寝なくても5分ほど瞑想すれば
頭もすっきりするので対案としてぜひ https://t.co/wWRnRWXqrA
【昼寝】
昼に仮眠をとることをお勧めします。
しかし、昼寝の時間は
睡眠時間の足し算にはなりません😢
たしかに、仮眠を行うことで
一時的な眠気は取れてリフレッシュでき
午後からのパフォーマンス向上につながります。
しかし、睡眠不足の解消や
脳のダメージを和らげることはできません。
— 井上智介 (精神科医 & 産業医) (@tatakau_sangyoi) 2019年11月25日