よい卵の見極め方と保存の仕方
目 次
よい卵の見極め方
賞味期限をチェック
「賞味期限が長いもの」を選ぶことがポイントです。
目安としては、賞味期限まで約2週間残っているものを選びましょう。
殻を割ってみる
卵黄がこんもりと盛り上がり、卵白がしっかりしていれば新鮮といえるでしょう。
また、白身が白く濁っていれば新鮮という証拠になります。
鮮度の良い卵は卵黄がこんもり盛り上がり、指でつまめます。
逆に黄身にしわが寄っているのは、時間が経った証拠です。
振ってみる
卵のとがっている部分とその反対側を指で挟むようにして持ち、
耳のそばで振ってみて、中身が動きにくく重たく感じたら新鮮。
光を当てる
日光や照明などを殻に当て中を透かして見たとき、
明るい部分が小さいほど新しいものです。
家の懐中電灯でも簡単にチェックできますよ。
塩水につけてみる
沈めば新鮮な証拠です。
【よい卵の見極め方 まとめ 】
気温や湿度、鶏の老若や季節などによって変化します。
1.白身の盛り上がり
2.白身の色
3.黄身のしわ
長持ちさせる卵の保存法
家庭用冷蔵庫にはドアポケットに卵を収納する個所がついていますよね。
私が疑問に思ったのは、店の売り場では常温で売られているのに、
家に持ち帰れば冷蔵庫にしまうことになる事実です。
そこで、少し調べました。
卵は季節を問わず常温での保存が可能であるものの、
・直射日光を避ける、
・風通しのよい場所で保管する
などの条件を守ることが肝要です。
そこで、安全のために冷蔵庫を利用するわけですが、
卵はパックから出さず、そのまま冷蔵庫の奥で保存するのが
いいとされています。
教えて卵先生より
この時、とがっている方を下に向けます。
その理由は、とがった方が強度があって割れにくいから。
加えて、尖った方を下に向けることで、中に菌が侵入しにくくなり、
日持ちしやすくなるのです。
ドアポケットに保存をしてしまうと、
ドアを開け閉めするたびに振動が卵に伝わってしまい、
殻にヒビが入る恐れがあるんですね。
つまり、ドアポケットの卵入れには移さないということです。
卵は冷蔵庫のどこに保存するべき?https://t.co/q76HUJlNLk #卵の保存方法 #卵ケース使うべき
— 発酵食品大好き (@5Nh5osoMDYV4ji2) 2020年9月16日
じゃ、なぜドアポケットに卵入れがついているんでしょうか。
これはメーカーに聞くしかないでしょう。
卵の賞味期限
これは「生食で」を意味します。
大まかには年間を通して2週間程度とされています。
賞味期限後でも加熱すれば食べられますので、焼いたり炒ったりして
利用しましょう。
卵は冷凍保存できるの?
いいえ、できません。
どうしても冷凍保存したい場合は「錦糸卵」や「炒り卵」にして
専用の冷凍保存袋に入れて冷凍しましょう。
生卵直冷凍ではなく卵焼きとかにして冷凍するとかは~~~????https://t.co/34VIiG3PwO
— 朽葉愁 (@kuchiha_syuu) 2020年9月13日
卵は調理直前に割る
割った卵はすぐに調理しましょう。
そのまま置いておくと細菌が増殖しやすくなるからです。
卵に関する素朴な質問
白い卵と赤い卵
殻が赤い方が栄養価が高そうに見えますが、
栄養価はどちらも変わりません。
鶏の品種による違いから殻の色が違ってくるのです。
卵黄の色による違いは?
卵黄の色はエサの色で決まります。
なので、卵黄の色と栄養は全く関係ありません。
たとえば、エサにトウモロコシが多いと黄色になるし、
甲殻類のエサが多いと赤くなります。
そして、色素を抑えたエサなら色が薄くなるという具合です。
栄養価にはほとんど差は出ません。