医薬品いろは坂 医薬品の種類って分かりづらいですよね
目次
ドラッグストアの棚にはいろんな「くすり」が並んでいます。
その表示の仕方が何種類もあって、素人にはどれが何なのか、
さっぱり分かりません。
以下は調べた内容です。
医薬品とは
医薬品とは、ヒトや動物の疾病の診断・治療・予防を行うために与えられる薬品。
内服薬、外用薬、注射剤などに分類され、
さらに
先発医薬品(新薬):治験を行って有効性が示されたもの、
後発医薬品(ジェネリック医薬品):新薬の発売から20年の期間が経過したものに分けられます。
医療用医薬品と一般用医薬品
医療用医薬品
医療用医薬品とは、医師の処方箋がなければ使用できない薬で、
作用が強く、患者さんそれぞれの病態に応じて処方されます。(種類や量)
なので、処方されたとき以外、または処方された人以外には服用できません。
一般用医薬品
一般薬、大衆薬ともいわれ、街の薬局・薬店で購入することができ、
比較的安全性が高く、多くの方の共通した症状に対応できるものです。
医薬品の分類
この分類は
効き目の強さではなく、副作用や相互作用のリスクで定められています。
実際には、
□□という成分が入っていたら指定第2類とされ、
〇〇という成分が入っていたら第1類、
というように、決められています。
第1類医薬品
第1類医薬品は、
副作用、相互作用などの項目で安全面で特に注意を要する医薬品です。
店舗での販売時には、利用者が薬剤師の説明を聞かずに購入することがないよう、
すぐには手の届かない場所に陳列などすることが求められてています。
これには
一部のアレルギー治療薬、
劇薬、
むくみ改善薬などがあります。
第2類医薬品
第2類医薬品は、副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するものと
されています。
またこの中で、より注意を要するものは指定第2類医薬品となっています。
第2類の「2」の部分が〇や□で囲まれているのが、指定第2類医薬品です。
風邪薬(総合感冒薬)などの主力商品は、この第2類医薬品に該当するものが多いです。
薬剤師、登録販売者が対応します。
主なかぜ薬、解熱鎮痛薬など。
第3類医薬品
第3類医薬品は、副作用や相互作用の観点から判断し、
上記に該当しない医薬品です。
ビタミン剤などは第3類医薬品が多いです。
この種は、薬剤師や登録販売者による情報提供を受けなくてもいいと
されていますが、疑問点などの説明を受けることができます。
参考: https://www.kusurinomadoguchi.com/column/articles/qu1sn
医薬部外品日本の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に定められた、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具でないものである。 「薬局」や「薬店・ドラッグストア」以外でも購入可能。「医薬部外品」は厚労省の認可を得ている有効成分が一定量配合されているもので、医薬品より効果・効能が緩やかなのが特徴。病気の治療というよりも、吐き気などの不快な症状を改善したり、あせもや肌荒れ、しみそばかすの予防、体臭・口臭など気になるニオイ対策、育毛・除毛剤など、美容や衛生を目的に開発されています。「薬用」と書かれた市販品も医薬部外品の一種です。
お読みいただき、ありがとうございました。