ドロボーさんに聞く 侵入しやすい家、入りにくい家
目 次
- 我が家には金目のものなんてないわ
- 都会でなく田舎だから大丈夫よ
- 予防対策にお金をかけたくない
- 福井県警の呼びかけ
- プロのドロボーさんが入りやすい家とは?
- こんなことに気をつけましょう
- 怖いのはドロボーさんとの鉢合わせ
誰だってこう思いますね。
「私の家は大丈夫よ」
「我が家は盗られるものなんてないから」って。
私自身がそうです。
だから、短時間の外出だと開けっ放しで出かけたりして。
それに、こうも思いますね、
「ここは田舎だからドロボーなんて来るはずないわ」って。
ところが、そうでないことを教わりました。
我が家には金目のものなんてないわ
これが大きな間違いだそうですよ。
確かに億の金品はないかも知れません。
だけど、昨今のドロボーさんは必ずしも高価なものとか、
金目のものだけを狙っているのではないそうです。
例えばコロナ禍で失職したりして今日の食べ物に困っていたり、
また例えば、国外からの不法滞在者とかは、
「今、欲しい」「すぐ要る」といったものを物色するんだそうです。
だから、玄関の靴や干してある衣類だったり、
あるいは冷蔵庫内の食べ物だったりと、
一昔前までは想像もつかない盗りかたをするのです。
農作物なども標的になるそうです。
中には日銭が稼げればいいというドロボーさんもいるのです。
ねっ、被害は身近なところにあることが分かったでしょ?
都会でなく田舎だから大丈夫よ
これも「ブー♪」。
いかにもドロボーさんって様子で相手はやって来ません。
田舎ならそれに合わせたような風体で来るので区別がつかず、
この考えも通用しません。
予防対策にお金をかけたくない
この心理は分かります。
でも、セキュリティ会社に管理を依頼するだけが防犯では
ないのです。
数百円の出資でできることもありますね。
ホームセンターで防犯商品を買えば簡単にできることも
あるのです。
ドロボーさんは急いでいるので、ダブルロックだと分かると
さっそと引き上げます。
これなら、奥様でもできますしね。
窓用の補助鍵もつけましょう。
福井県警の呼びかけ
・玄関の施錠を確認
施錠されている家は入らない(在宅の可能性がある)
・ 呼び鈴を3回鳴らす
呼び鈴のない家は「すいません」と数回呼び掛ける
・ 事前に2,3軒隣の家の表札を確認しておく
家人が出てきたら道に迷った振りをする
「○○さんの家はどこですか。」
・呼び鈴を鳴らしてから3分ほど待つ
在宅しているのなら3分以内には出てくる
・家を一周する。在宅を再度確認しながら、入り易い箇所を探す
プロのドロボーさんが入りやすい家とは?
街灯がない、少ない。
高い植木がある。
窓の鍵が開いている。
雨戸を閉める習慣がない。
鍵を物置きや郵便受け箱などに入れている。
カーテンがいつも開いていて中が丸見え。
夜遅くまで洗濯物が出しっぱなし。
外出や旅行などで新聞受けに郵便や新聞が入りっぱなし。
こんなことに気をつけましょう
一度、家の外から我が家を観察しましょう。
塀の中、垣根は格好の隠れ場所。背の高い植木は切りましょう。
玄関周りを整理して清潔にしておきましょう。
ごみや新聞紙を放置しない。
ルスにするときは近所に一声かけておく。
家の中に明かりをつけておく。
金目のものは高いところに隠す。
見たことがない人には声をかけてみる。
怖いのはドロボーさんとの鉢合わせ
「窮鼠ねこを噛む」ってことわざの通り、驚いて逆上した
ドロボーさんほど怖いものはないのです。
どんな危害を加えられないとも限りません。
だから、侵入前で防ぐことが大事なのです。